【GDevelop 基礎 01】 横に移動するだけ

アセット

今回は Jumper Pack · Kenney を使います。

スプライトの配置

右下の Add a new object をクリックします。

以下のウィンドウが開いたら、 Sprite をクリックします。

続いて Edit NewSprite ウィンドウが出てくるので、import images ボタンをクリックし、ローカルにある bunny1_walk1.png のファイルを選択します。

名前を Player として、ウィンドウの下部にある Apply をクリックします。

すると以下のように Scene Objects に追加されます。

Player をシーンにドラッグ&ドロップして配置する。

横に移動させる

今回は2つのパターンを紹介します。

  1. イベントシートに処理を記述する
  2. Extension を作成し、その Behavior として処理を記述する

1. イベントシートに処理を記述する

以下のように (Events) が入ったタブに切り替える。

Add Action の文字をクリックする。

以下のように Player オブジェクトが表示されるのでクリックする。そのまま、X で検索し X postion を選択し、以下のように 1 ずつ + (add) となるように設定する。

この状態で Preview すると X の正方向、つまり右方向に移動し続けます。

2. Extension を作成し、その Behavior として処理を記述する

続いて先ほどと分けるために Player2 というオブジェクトを新しく作ります。

Extension の作成

まずは Project Manager メニューを開きます。

続いて Extensions+ ボタンをクリックします。

一番下に Create a new extension ボタンがあるのでクリックします。

MoveX という名前にしておきます。

MoveX Extension を開き、Behaviors+ をクリックします。

Configurations は以下のようにしておきます。(今回は Player2 にしか利用しないので、Object on which this behavior can be usedSprite にしてあります)

MoveX+ ボタンをクリックします。

今回は毎フレームの処理なので doStepPreEvents を選択します。

Add an event ボタンをクリックします。

イベントシートの時と同じく Add action の文字列をクリックします。

対象となる Object が表示されるので選択します。

x で検索して、X position を選択します。値の設定方法等はイベントシートと同じです。

まずは Player2Edit Behaviors をクリックします。

Add a behavior ボタンをクリックします。

先ほど作成した MoveX が出てくるので選択します。

Apply し、Preview を実行すると、イベントシートの時と同じく右方向に進みます。

まとめ

今回は、単に「横に移動するだけ」の処理の書き方を通して、

  • イベントシートに記述する
  • Extension を作成し、その Behavior として記述する

の 2 つの方法を試しました。

後者の方法は Unity で言えば以下のようなスクリプトを書いてプレイヤーのスプライトにアタッチする方法に似ています。

public class MoveX : MonoBehaviour {
  this.transform.Translate(0.1f, 0, 0);
}

前者の方法は、レベル全体を管理するスクリプトに書くような感じになります。

この他にも、Extension に Functions を追加して使うこともできますし、一つのことを行うにもいろいろな方法があります。