きっかけは「2Dゲームをおもしろくする技術 スタートダッシュ編」
私も小学生の頃、ファミコンの時代からゲームをしていますが、ゲーム業界の人間ではなくただのライトなゲーマーでしたので、一つ一つのゲームを深掘りして考えるということがありませんでした。
なので、「このゲームどう思った?」などと詳しい人に感想を求められると、「面白かった」以上の感想がなかなか出てこないことがほとんどです。
そんな中、この書籍をたまたま読んでみると、自分にとって懐かしいゲームが並んでいるというのもありますが、それに対する当時自分が考えもしなかったような考察や解説が書かれていて、夢中になって読み進めました。
もちろん勉強にもなるのですが、何より遊んだゲームの解説がわかりやすくされているのが面白くて仕方なかったんです。
最近のゲームでもレビュー記事は山のようにありますが、ゲーム自体も大きく難しくなっていることもあり、いろんなゲームの要素がバラバラに(しかも異なる媒体で)解説されていたり、それ自体が理解できないほど難解だったりすることもあります。
その点、レトロゲームは現在に比べるとシンプルなものが多いため、その面白さの解説がとてもわかりやすいです。
この本の続編が読みたい
この書籍は「スタートダッシュ編」となっているのですが、今のところ続編は出ていません。とても読みたいです。(3D 編も良いのですが、2D のスタートダッシュ以降も読みたい 🥹)
なので、この書籍には遠く及びませんが、自分なりにレトロゲームを遊んでみて、そのゲームの面白さはなんなのかというのを深く考えてみようと思ったのが、このシリーズを始めるきっかけです。
掘り下げ方は書籍を参考に
掘り下げる作業は、私ともう一人で進めています。ただ、雑談形式では知見としては面白いものが出ますが、整理がされないため、掘り下げるポイントは書籍の内容を大いに参考にしようと考えています。
書籍の最後にも
この『2Dゲームをおもしろくする技術 スタートダッシュ編』は、ゲームの技術を知るための「観光ガイド」的なものとして書いてみました
と書かれているので、このガイドに沿っていこうというものです。
ゲームによって取捨選択されますが、具体的には以下のような構造です。これらは、書籍の章立てに見立てています。
さらに、プレイヤーであれば以下のような詳細の項目があり、さらに細かくしていきます。
- プレイヤー
- キャラ化について
- 手触り
- 人数とゲーム体験
- ルールの明確化と勝敗の分かり易さ
- 操作
- 移動
- 攻撃
- インタラクティブな遊び
- 発見
つまり、書籍で紹介されている「おもしろさ」に対してプレイするゲームを当てはめていき、機械的に得られた情報と、それに該当しない「そのゲームならではのおもしろさ」を見つけ、自分たちの糧にしたいと思っています。